2008-03-25 第169回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
○公述人(山崎養世君) 私、九九年に小泉当時の議員が「郵政民営化」という本を書かれたときには非常にこれは感銘を受けまして、つまり、財政投融資システムで、郵便局が問題なんじゃなくて、このシステム全体を、言わばその主役であるのは大蔵省であると、そこでの財政システムの問題だというのがいつの間にか郵便局が悪いということになったわけですね。郵便局というのは国にお金を預けた預金者なんですよ。
○公述人(山崎養世君) 私、九九年に小泉当時の議員が「郵政民営化」という本を書かれたときには非常にこれは感銘を受けまして、つまり、財政投融資システムで、郵便局が問題なんじゃなくて、このシステム全体を、言わばその主役であるのは大蔵省であると、そこでの財政システムの問題だというのがいつの間にか郵便局が悪いということになったわけですね。郵便局というのは国にお金を預けた預金者なんですよ。
また中間の、いわゆる財政投融資システムについては既に財投改革が実施をされているわけでございますが、今回の政策金融改革、一連の官のお金の流れの出口の総仕上げに当たる改革であるというふうに位置づけることができようかと思います。
これを踏まえまして、従来の財政投融資システムの根幹でありました郵貯、年金積立金の全額預託義務を廃止いたしまして、真に必要な額について市場から調達するということ等抜本的な改革を図って、今御議論がいろいろありましたけれども、特殊法人等の効率化、改革に寄与していこうと。
この財政投融資システムというものについては、やはり入り口というのと出口の問題がそれぞれあると思うのです。 まず、私は、入り口の問題から幾つかお聞きしたいと思うのです。 今回の法改正の中心的なものは、郵便貯金と、それから年金積立金の資金運用部への預託義務を廃止する。
今度、例えば財政投融資システム、第二の予算と言われておりまして、ブラックホールとか伏魔殿とか悪口を言われておりますが、何せ五十兆という一般会計予算に迫るほどの膨大な金が理財局の手で運用されておる。
総理及び財政投融資システムを所管される大蔵大臣、厚生大臣、そして郵政大臣に対し、今挙げた点も含め、財政投融資改革に向けての誠意ある有言実行を要望し、私の質問を終わります。(拍手) 〔国務大臣橋本龍太郎君登壇、拍手〕
したがいまして、現在四百兆円の規模を有しております財政投融資システムそのものの効率化、全体を踏まえました効率化というものに取り組んでいかないといけないということだろうと考えさせていただいております。 また、特殊法人の改革問題でございますけれども、二月十日を一応予定されております。
○説明員(中川雅治君) 郵便貯金は現在財政投融資の主要な原資の一つになっているところでございまして、有償資金を用いて各般の政策的要請に対応するという財政投融資システムにおいて重要な役割を果たしているというように認識いたしております。 郵貯問題につきましては、そういった認識をもとに、第二次行革審の最終答申において指摘されているような線に沿った検討が進められるべきだと考えております。
これは現在、財政投融資の主要な原資の一つとなっているところでございまして、有償資金を用いて各般の政策的要請に対応するという財政投融資システムにおいて重要な役割を果たしているところでございます。
○中川説明員 郵便貯金のお金は、財政投融資システムの中で各財投対象機関を通じて政策的な融資に使われたり、あるいは公共事業の実施に使われているわけでございまして、バブル経済とは関係ございません。
そういうものを受けまして今後財投そのもののシステムについても見直していく必要があろうかと思いますが、ただ公的金融のシステムそのものにつきましては、今後社会資本の充実、先端技術の振興、その他もろもろの役割がございまして、財政投融資システムの基本についてはなお大きな役割があるものと理解しております。